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近年、車の電動化や自動運転の進展によりECUの搭載数と消費電力の増加が加速している。特に、ADASやEPS・自動ブレーキなどの用途では、安全性向上のために同一回路を2回路搭載する冗長設計が求められ、コンデンサの使用数は一層増加する傾向にある。しかし、ECUにおける回路基板の設置スペースは限られており、部品の小形化が求められている。またECU内の発熱量が増加するという課題も出てきている。この課題を解決するため、コンデンサに対しても、これまで以上の高耐熱対応と大容量化による小形化の両立が求められている。このほど、パナソニックインダストリーは、独自の電解液技術と高精度電極箔巻取り技術をさらに進化させ、業界で初めて135℃保証を大容量タイプで実現した「ZLシリーズ」を製品化した。