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TDKは、2021年8月、車載電源回路用インダクター「TFM201210ALMAシリーズ」の開発を発表。同製品はメタルコアを採用し、サイズ2012で動作温度最大150℃に対応。インダクタンス値は0.56μHと2.2μHだが、今後は0.47/1.0/1.5μHも出す予定。同製品は薄膜プロセス技術を使い、コイル導体間とコイル導体を高精度に制御し、コイル間のショートリスクを低減、高信頼性を実現している。また、絶縁膜についても高耐熱の材料を使うことで高い保証温度範囲に対応したうえ、樹脂電極によって耐振動、衝撃、たわみなどの機械的な強度も向上させた。当初月産100万個から量産をスタート。サンプル価格は20円/個。